2024年2月6日~20日の15日間で、ラオスの3つの街に行ってきました。
街から街への移動方法について、調べたこと体験したことをまとめます。
個人的には、市街地から駅までの移動についてがネックとなりました。そのあたりの経験談と次はこうするという改善案なども書いていますので参考になれば幸いです。
タイから空路で入国。ルアンパバーンへ。
タイ(バンコク)からルアンパバーンへは、飛行機(エアアジア)で移動しました。
ドンムアン空港からルアンパバーン空港までの1時間ちょっとで着けるので楽ですね。
機内で出入国カードが配られるので、ボールペンを携帯しといた方がいいです。
(自分はボディバッグに常備しておいたのですが、インクが出ないという…笑。結局、空港に着いてから予備のボールペンをバックパックから取り出して記入しました。)
イミグレーションが割と混んでいました。並びながら出入国カードを記入すればよかった。
ルアンパバーン空港から市街地までは徒歩。1時間以上歩いた
初ラオスに到着したのと、体調不良から復活した喜びもあり、空港から市街地まで歩いてしまいました。
1時間以上かかりましたが、新鮮な街並みが楽しくて割と余裕でした。(とは言え夜は21時くらいには爆睡しました。めちゃくちゃ良く寝れました。)
ルアンパバーンで泊まった宿はこちら↓
市街地までは絶対にタクシー推奨
ルアンパバーン空港にはタクシーサービスがあって、そこまで高くない値段(300円くらい?)で移動できるのでタクシーを使うのがオススメです。
Grabタクシーのラオス版でLocaというアプリもありますが、バイクタクシーはいませんでした。車も多くなく、近くにいないことが多いので、空港からはタクシー一択でしょうね。
ルアンパバーンからヴァンヴィエンへラオス中国鉄道で
ラオス中国鉄道のチケット予約は、LCRというアプリを使いました。
これはラオスの電話番号が無いと利用が出来ないようですが、空港でSIMカードを買ったら電話番号も付帯していたので、特に困ること無く利用できました。
楽天モバイルの国際ローミングがラオスでは使えないので、SIMカード購入は必須でした。
ルアンパバーンの鉄道駅までの移動がネック
ルアンパバーン鉄道駅まで、LOCA(ラオス版のGrab)を使ったのですが、180,000キープ(約1,300円)くらいかかってしまいました。
かかっても500円くらいかな?と余裕かましていたら思わぬ出費がかかってしまいました。シミュレーションなどもせず、完全に油断してました…
市街地だったら、そこらへんにいるトゥクトゥクと交渉することも可能っちゃ可能ですが、2つ目の宿は市街地から少し離れたところに泊まったためトゥクトゥクが近くにいないんですよね。汗
無事にルアンパバーン駅に到着。
宿のスタッフに相談してみるのがベスト
確実な方法は、宿のスタッフに駅までのトゥクトゥクを手配してもらうことだと思います。
ラオス中国鉄道のチケットの手配と合わせてやってもらうのが一番てっとり早そうです。多少の手数料は上乗せされるでしょうけど、LOCAでの手痛い出費に比べたらマシじゃないかなと思います。
ヴァンヴィエン鉄道駅から市街地までは乗り合いのトゥクトゥクで
ヴァンヴィエンの駅から市街地への移動は難しいことはありませんでした。
駅を出たところにトゥクトゥクが大量に停まっているので、Google Mapを見せて行き先を伝えたらOKでした。
料金は、30,000キープ(約210円)でした。
ただ予想外だったのが、呼び込みがめちゃくちゃ声かけてくるかと思いきや、全然声をかけてこなかった点です。「あれ?みんな事前予約してたの?」と少し不安になりました。
おそらく金額は大差ないか一律じゃないかと思うので、ドライバーに自分から聞けば問題なく宿近くまで送ってくれるかと思います。
すべてのドライバーがそうかは分かりませんが、自分が乗ったトゥクトゥクはそれぞれの宿の近くに寄ってくれました。ちょっとくらいは歩くかもなと思っていたので、ありがたい誤算でした。
ヴァンヴィエンで泊まった宿はこちら↓
ヴァンヴィエンからヴィエンチャンへラオス中国鉄道で
LCR(ラオス中国鉄道のアプリ)で、ヴァンヴィエン→ヴィエンチャン行きの鉄道チケットを取りました。
スマホをぽちぽちするだけで完了するし、クレカ決済(VISAのみ)出来るのでメチャ楽です。
やっぱり鉄道は超快適
約1.5時間の電車移動ですが、揺れもないし席は狭くないし超快適に移動できました。
ヴァンヴィエンからヴィエンチャンへはミニバスが最適解?
ただ、ネットの情報を見てみると、
ヴィエンチャン鉄道駅から市街地までは結構距離があるため、高速道路が整備された今ならミニバスでの移動の方が早くてオススメ
というのが割と多く見られます。
確かに、ヴィエンチャン鉄道駅から市街地までは約50分かかりました。(渋滞のため倍くらいかかった。)
さらに、ヴァンヴィエンの市街地から出発できる(駅まで行かなくていい)というのも楽ちんで良いですね。
この手の情報を見る前にヴァンヴィエン→ヴィエンチャン行きのラオス中国鉄道のチケットを購入してしまっていました。
せっかくだったらミニバンでの移動も味わってみたかったところではありますが、それは次の機会に譲るとします。
ヴァンヴィエン市街地から鉄道駅まで
ヴァンヴィエン市街地から鉄道駅までは、ギリ徒歩圏内です。(約1時間)
なので、最悪歩けばいいやと思ったりもしましたが、14時台の電車ですので炎天下がエグい時間帯なんです。
さすがに酷過ぎるなということもあり、トゥクトゥク一択となりました。(ヴァンヴィエンでは、Locaでドライバーが見つかりませんでした。1台もいません。)
というわけでトゥクトゥク探しをするわけですが、意外といないんですよ駅行きのトゥクトゥクが…トゥクトゥクを見つけて「Railway Station?」と聞いても、ツアー行きばかりなんですよね。
ヤバいかも…と思いつつ歩き回っていたら、トゥクトゥクが後ろからクラクションをバンバン鳴らしてきます。通り過ぎる時に乗ってる人を見ると大荷物の人ばかり。
運転手が「Where are you going?」と聞いてきたので、駅に行きたいと言うと、、、「OK、乗りなよ」と!
トゥクトゥク乗れてマジで良かったです。他にも大荷物の人を見かけ次第、クラクション鳴らしてました。
おそらくですが、電車が出発する30~40分前くらいになると、駅行きのトゥクトゥクが動き出すんじゃないかと思います。
そのくらいの時間帯に街中を荷物持って歩いてれば、向こうから営業をかけてくれる流れかも知れません。
とは言え、確実な方法とは言い難いので、やはり宿のスタッフに相談してみるのが無難ですね。
(今回も「街中にトゥクトゥクがたくさんいるし、駅行きもすぐ見つかるっしょ」という油断をしてしまいました。)
ヴィエンチャン鉄道駅から市街地まで
駅から市街地までは困ることは何もありません。駅を出るとトゥクトゥクが山ほどいます。
自分はバスに乗りました。
- バス乗るところに25,000キープと料金が明記してあった
- 行き先の「セントラルバスステーション」から宿までそう遠くない
という理由から、すぐにバスを選びましたが、最適解だったかは微妙です。笑
乗り心地はよくないバス移動。渋滞で50分かかった
ヴィエンチャン市街地へ行きたい人は多いので、バスに乗る人はたくさんいます。それプラス、バス側も乗せれるだけ乗せたいところでしょうから、車内はぎゅうぎゅう詰めとなりました。
網棚など荷物を置くスペースが無いため、膝の上に載せて抱えての移動です。
人が多いので熱気ムンムンでしたが、エアコンが効いていたので割かし涼しかったのがせめてもの救いです。
自分は椅子に座れたのでまだマシです。後から乗った人は立ちっぱなしでしたから。
Googleマップで調べると、鉄道駅から市街地までは約25分程度です。しかしかかった時間は50分。ところどころで渋滞が発生していて、倍の時間がかかりました。
ぎゅうぎゅう詰めと相まって、普通の移動に比べて疲労感が倍増だった気がします。
ヴィエンチャンで泊まった宿はこちら↓
まとめ:ラオス中国鉄道は快適だけど、駅までのアクセスが不便
ラオス間の移動を振り返ってみて、ラオス中国鉄道がかなり快適なのでオススメ度は高いのですが、鉄道駅が市街地から離れているので、そこまでの移動がネックなんですよね。
なので、自分みたいにLCR(ラオス中国鉄道のアプリ)を使ってチケットを手配するよりも、宿とかツアー屋に依頼して駅までの足も含めてまるっと手配してもらう方が気が楽だと思います。
手数料分金額は高くなりますが、自分で手配するのと比べても数百円レベルの差でしょうから、安心代と捉えれば妥当かも。
ラオス間の移動はかなり楽になってきている
ラオス中国鉄道が出来たり、高速道路が整備されたりしてラオス間の移動がだいぶ楽になった状態でのラオス旅だったので、さほど苦労することなく移動ができました。
ひと昔前だったら、でこぼこの道を4~5時間かけて、ぎゅうぎゅうの乗り合いバンで移動していたと言うから昔の旅人は大したもんですね。
私はなるべく移動のストレスは避けたいタイプなのもあるので、今のラオスの状況はありがたい限りです。
でこぼこ山道移動しかなかったら、1つの街しか行かなかったと思います。(飛行機で行って、飛行機で戻る旅。)
ルアンパバーンもヴァンヴィエンも魅力たっぷりでしたので、本当に行ってよかったー!!
コメント