避寒地であれば東南アジアのどの国でもOK!というワケじゃない。
寒さから逃れられるなら多少の不便には目をつぶろうと思うけど、少しでも条件は良いほうがいい。
行き先選びにおいて、重要となる基準は以下。絶対に外せないポイント!
- 温暖な気候
- 食事が美味しい
- 物価が安い(日本より高くないのが絶対条件)
- 治安が悪くない
これらを満たす国に優先して行きたいと思う。
温暖な気候(これを味わいに行くのだ)
東南アジアならいつでも暖かいと思っていたこともあるけど、実際はそれぞれの国や地域で違いや特徴がある。
例えば、ベトナムのハノイは東南アジアの中でも北に位置する都市ということもあり、1~2月は寒いらしく長袖が必須だったりする。
タイ北部のチェンマイも寒いのかと思いきや、冬の間はほどほどに涼しくて最高の気候だと言われている。
こういった点を踏まえて、何月にどこに滞在するか?を決めていきたい。
雨季
だいたい5月~11月が雨季とされ、オフシーズンと言われている。それ以外の時期は乾季。
ちょうどよく避寒したい時期は乾季なので雨季にかぶる可能性は少ないが、快適に過ごすという目的で言うと雨ばかりの雨季は避けたいところ。
食事が美味しい(何食べよ?と迷えるのは幸せ)
3ヶ月~という期間は長くはないとはいえ、短くもない。
その間、毎日のように食べる食事が合わないとなったら、快適とは程遠いストレスフルな日々になってしまう。
そんなわけで食事が美味しいか、口に合うかは絶対に外せないとても重要なポイントといえる。
タイやベトナム、マレーシアなどは食事のレベルが高いと聞くし、実際にタイではさまざまなタイ料理に魅了された記憶がある。
スパイシーで辛い料理が苦手な場合でも、オーダー時に調整できるし、辛くない料理も割りかしあるので数ヶ月レベルの滞在でも不満なく過ごせるのではないと思う。
ただ、あまりに美味しいと食べすぎてしまい贅肉と食費が増えてしまうので、ほどほどにしたいところ!
物価が安い(日本と同等かそれ以下)
冬の間だけ東南アジアに避寒するとなると、期間が数ヶ月単位となるので、
- 宿代
- 食事代
といった毎日かかる費用を抑えていかないとあっという間にお金が減って行ってしまう。
物価の安い国ならば、日本で普通に過ごしている時よりも一ヶ月あたりの出費を安く抑えられる可能性がある。
『寒い冬を快適に過ごせて、美味しい食事を食べられて、それでいて出費は日本よりも少なくて済む』ならパラダイス間違いなしだ。
海外の非日常感についテンションが上って財布のヒモが緩んでしまう可能性は大いにあるけど、それもまた一興かな。
治安が悪くない(心配事はなるべく少なく)
やはり日本に慣れていると、治安が悪い国で長期間滞在するのは怖く、結構なストレスとなる。
日本の治安の良さは神レベル。そのため平和ボケしている部分もあるのは否めない。
海外にいる間は日本とは勝手が違うので、気を張って疲れやすい場面もちょくちょくあるだろう。
快適に過ごすために治安は悪くない国を積極的に選びたい。
タイ、ベトナム、ラオスあたりが最有力候補
以上の基準をもとに選ぶと、タイ、ベトナム、ラオスあたりが最有力候補に挙がってくる。
やっぱりタイは外せない
タイは年々物価が高くなっていると嘆かれていて、一昔前に比べたらたしかに物価は高くなっている。(自分が行った2018年は、1バーツ=3.4円くらいだったけど、今は1バーツ=4.08円くらい。)
以前と比較して高くはなっているものの全体的に見たら、まだ物価安の範疇じゃないかと思う。
治安の良さも定評があり、親日国ということも手伝って日本人にとってとても過ごしやすい国として知られている。
ただ、メジャー観光地などではボッてくるタイ人は結構いるので油断は禁物。
ノービザ30日も魅力
ノービザで30日間の滞在ができる。陸路で年2回、空路なら回数の決まりなしでビザラン※が出来るため、数ヶ月間くらいだったら居続けることは可能。
ビザランとは、ビザ無しの滞在日数の期限が来たら隣国に出国して再度入国すること。
ベトナムの注目度は高い
ベトナムは北部に位置する都市「ハノイ」こそ冬場は気温が低め(1月の最高気温20℃、最低気温14℃)になるものの、南に位置する都市「ダナン」や「ホーチミン」は常夏だ。
食べ物も美味しいと評価が高め。
物価はタイよりも安いと言われていて、近年特に注目が集まっている感がある。
治安に関しては悪い話を聞かないので、スリ対策やボッタクリに注意するなど海外では当たり前の対策をしておけばいいのかなという印象。
ノービザ45日間に拡大
ずっとノービザだと15日間しか居れない国だったが、2023年8月15日から45日間に変更となった。(なんと脅威の3倍!)
ラオス
ラオスは物価がかなり安い国といわれている。
食べ物に関してラオスはあまり有名ではないので調べてみると、タイやベトナム、中国など隣接する国の影響を受けているみたいで、食事の評判は良さげ。
治安についてはそれほど悪いとは聞かないが、タイやベトナム同様に基本的な防犯対策や心構えは必要かと思う。
ビザラン時に重宝する
ちなみにラオスはノービザで15日間の滞在ができる。タイから陸路で簡単に行くことが出来るため、ビザラン先としても人気が高い。
陸路のビザランは年間で2回までと決まっているので多用は出来ないが、タイ30日→ラオス15日→タイ30日という風にビザ無しでも2ヶ月半過ごすことが出来てしまう。
まとめ
冬の間だけ東南アジアに行くなら、
- 温暖な気候
- 食事が美味しい
- 物価が安い(日本より高くないのが絶対条件)
- 治安が悪くない
といった基準を満たしている
- タイ
- ベトナム
- ラオス
が最有力候補だと考えている。
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