2024年1月10日~4月19日まで100日もの間、冬だけ東南アジア旅をしてみて、「コレは必須アイテムだ!」「これは要らないな」と感じたモノがありました。
不要なアイテムを削り、必須アイテムだけにして最低限の荷物で軽量化が図れます。
荷物を7kg以内に抑えれば、LCCでも手荷物として機内持ち込み出来ます。飛行機代の大幅節約になります。
必須だと感じたアイテム 11選
持っていったアイテムで「これは外せないな!」と感じたもの11個をご紹介します。
- 耳栓
最必須アイテムかも知れません。相部屋の場合、イビキや話し声などが気になって安眠しにくい状況がちょくちょくあるのでそういう時にかなり重宝します。
また、カフェでPC作業するときなども集中を高めるために使ったりもしました。小さくて軽いので予備も含めて複数個持っていけるのもグッドです。 - S字フック
ちょっとした荷物やハンガーを引っ掛けるのにめちゃくちゃ便利。
ドミトリーにはロッカーがありますが、毎回出し入れするのは面倒です。かと言ってベッドに置いとくと邪魔になりますから、そういう時に便利です。空間をフル活用する時に無くてはならないアイテムです。
大小あわせて4つ持っていきましたが、もう2~3個ある方が便利かな。 - たためるランドリーピンチ
靴下やハーフパンツなどを干す時に重宝します。洗濯してなくても吊るしておく方が通気性が良いので使い倒しました。 - 折りたたみハンガー
ランドリーピンチと同じ理由です。Tシャツを洗濯バサミで吊るしたくないので重宝しました。 - 使い捨てスリッパ
室内履きが無い宿は多く、足の裏が汚れたり砂が付いたりします。それでベッドが汚れたり砂が付いたりとかなり不快なのでスリッパは必須です。
普通のスリッパだとかさばるので、100均で買えるペラッペラの使い捨てスリッパをいくつか持っていくのが良いと感じています。 - 南京錠 2種
ロッカーはあるけど鍵は自分で用意してねという宿はほとんどなので南京錠は必須でした。
U字タイプのノーマルな南京錠とワイヤータイプの2種類を持っておくと便利です。南京錠が小さくてロックできない、大きすぎて通らないというケースがあります。ワイヤータイプのみでもいいですが、使い勝手を考えると2種類あった方が良いです。 - セームタオル
吸水性激高でコンパクトでとても便利です。(しかも100均で買える。)
安宿だとバスタオルが無いところもありますが、セームタオルがあれば問題ありません。バスタオルがある場合でもセームタオルを使ってました。普通のタオルより拭きにくいですが、すぐに慣れます。 - モバイルバッテリー
出先でスマホの電池が切れたら大変なのでモバイルバッテリーは必須です。意外と重たいので容量は10,000mAhのものにしてます。(重量は171g) - 急速充電器(PD充電器)
スマホもノートパソコンもモバイルバッテリーも全ての充電を担える充電器は必須ですね。急速充電対応のものだと少しだけ重量は増えますが、マジで充電が速いです。(自分の今使っている充電器は90g) - 水陸両用パンツ(ハーフパンツ)
東南アジアは基本的に暑いので、普段は短パンで過ごすことが多くなります。水陸両用パンツはインナーが付いているので下着が要らず、これがとても便利。(下着は長ズボンの時用の1着のみ)ユニクロのアクティブユーティリティショーツを愛用してます。 - 大きめのタオル(43cm×90cm)
フェイスタオル(34cm×86cm)を持っていったのですが、主に枕の上に敷くのに使ってました。(枕の匂いが気になるときがある&毎回同じ質感で寝たいため)
フェイスタオルのサイズ感だと若干足りないんですよね。ってことでフェイスタオルよりも一回りサイズが理想だなと思い探してみると、ミニバスタオル(43cm×90cm~95cm)てのがありました。種類やカラーバリエーションが少ないのがネックですが、気に入るものを見つけてみます。
要らなかったアイテム 4点
持っていったけれども使わなかった、不便だった、要らなかったアイテムは4つありました。
- 延長コード
あれば便利ですが、正直いって出番が無かったです。安宿でもベッド付近にコンセントがありましたし、万が一ベッド付近になくても共有スペースのコンセントで充電できるので必須ではありません。しかも250gでそこそこ重量があるので軽量化のためにも次回からは持って行きません。 - 薬(整腸剤を除く)
正露丸や風邪薬など常備薬として持っていきましたが、薬はコンビニで現地調達できます。現地の薬のほうが安いし効き目も強いです。
ビオフェルミン的な整腸剤はほぼ毎日飲んでいたので必須。 - 折りたたみ傘
突然の雨に備えて持っていきましたが、一度も使いませんでした。いざ雨が降ったら役に立つのは間違いないですが、東南アジアのスコールは激しいので防ぎ切れるのかな?という疑問もあります。防ぎきれなかったらほとんど意味が無いので要らない気がします。(雨季には行かないのもある) - チャック袋
小物をあれこれとチャック袋に小分けして持っていきましたが、出し入れが面倒で正直不便でした。ビニール袋の方が使いやすかったです。
7kg以内に抑えるために大事なこと
全荷物を7kg以内に抑えるためには、
- 持って行くモノを厳選し、必要最低限にする
- 一つ一つを軽くする
- 衣類は着れるだけ着る
これがポイントかなと思います。
持って行くモノを厳選し、必要最低限にする
人それぞれのライフスタイルや性別、行く場所、期間によって必要なモノは違ってきますし、そもそも慣れないうちは何が必須かが分かっていないので、使うかも要員が増えがちです。
とはいえ、その時その時の必要最低限に抑えることを意識して厳選すれば、結構軽くできます。
最初は何が必要・不要か難しいですが、なるべく厳選しました。一度行ってみると要不要が浮き彫りになるので、厳選は一気に楽になるし、要らないものが結構削減できて軽量化がはかどります。
2役3役使い回せるモノを選ぶ
充電器とUSBケーブルは、それひとつでスマホとノートパソコン、モバイルバッテリーの充電ができるように揃えました。
特にノートパソコンの専用電源アダプターって、重たいしかさばります。電源アダプターを持っていかなく出来ればかなりの軽量化が図れます。
最近のノートパソコンなら、スマホと同じ充電器とUSBケーブルで行けちゃうんですから本当に便利だし、取り入れない理由はありません。
一つ一つを軽くする
特にノートパソコンやスマホ、モバイルバッテリーなどの電子機器は重量があるので、新調する際には重さも意識するようにしました。(あと、USB-Cで充電できるタイプで揃えておくのも大事です。)
電子機器・ガジェット類は重ため
現在持っているノートパソコンは、957gです。(HPのPavilion Aero 13 be)
軽いのも素晴らしいし、USBタイプCで充電出来るのでデカい電源アダプター要らずなのが何より快適です。値段は張りますが、3年は使うので高性能なグレードを選びました。
ノートパソコンが一番重たいので買い替える際は、本体重量も意識したいところです。(薄いタイプでも1,300~1,500gくらいの製品は結構多い)
パソコンケース(DAISOの製品)も意外と重く、約150gあります。改善の余地はあるので、軽い・コンパクト・丈夫なものを探します。
スマホは、約270gです。予備スマホ含めてポケットに入れられるので重量はそこまで気にしなくても良いと思います。
モバイルバッテリーは容量を10,000mAh程度に抑えれば、本体重量は200gくらいで済みます。
急速充電器(90g)、自撮り棒(131g)、吊り測り(82g)など細々したガジェットも集まればまあまあな重さになりますが、このあたりは1個1個の軽量化は難しいのであまり気にしていません。
バックパック自体の重さも大事
ワークマンで購入したバックパック(ジョイントバックパック・ファイナルエディション)の腰ベルトは着脱可能で、あれば便利ですが無くてもそこまで困りませんので外しました。これで140gの削減。ちなみにバックパック自体は約1,200gもあります。容量は33L。
キャビンゼロという人気のバッグは、約760gとだいぶ軽めなのに容量が44Lという優れもの。もしこれからバックパックを買うなら間違いなくこれを選びます。(外側の収納が1か所だけなのが玉に瑕。)
衣類は着れるだけ着る
衣類含めて全荷物を7kg以下なら問題なしですが、意外と難しいのでオーバーした分は着れるだけ着て対応します。
着込むと暑いですが、飛行機のチェックインの時だけなので少しの辛抱です。
重量チェックをパスしたらすぐに脱ぎます。(搭乗カウンターで再チェックがある場合が稀にあるので、その時はまた着込みます。)
衣類ひっくるめて7kg以内に出来れば、この工程は要らないので目指してます。
モノが少なくても快適&身軽に過ごせる
7kg以内ほどの荷物でも問題なく快適に過ごせて、「これだけのモノでも十分過ごせるんだなぁ」と大きな学びと気付きを得ました。
私はミニマリスト気質なので、
- 身軽さ
- 必要最低限
- 厳選したものを使う
というスタイルが好きですし、性に合っていると感じます。
必要なモノを厳選して最適化していくことに何とも言えない楽しさを感じます。少しずつ洗練されていくので、そこに気持ちよさを感じているのでしょう。
そうじゃない人にとっては不便さがあったり、ストレスを感じることがあるかもなので参考程度にしてもらえれば!
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